◆あなたに贈る日めくり人間革命◆
※今日一日このスピーチの実戦を心がけてください。
あなたの人間革命に乾杯!
◇功徳◇
第1150回
2016-03-19
青年よ、 断じて強くなれ!
一、日蓮仏法の根幹である「御義口伝」には、「功徳」の意義として『悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云うなり』(御書762頁)と説かれている。私の好きな一節である。
生命の悪を滅し、善を生ずる――これが「功徳」である。
悪と戦うことが、どれほどすばらしいか。全部、自分自身をつくり、絶対の幸福境涯をつくることにつながる。
広布のために悪と戦えば、功徳がある。戦わなければ功徳はない。私の後に続くのだ――こう大聖人は繰り返し、教えておられる。
創価学会は、大聖人の御聖訓どおりの「広宣流布の団体」であり、「折伏の団体」である。「最極の人間の結合」なのである。
一、時代は、ますます乱世である。
善悪の基準も乱れている。何が善で、何が悪か、わからない。
まさに、仏法で説く「闘諍言訟」――「争いや論争が絶えない」悪世末法の世相である。
流罪された佐渡の地で、大聖人は、こう喝破された。『畜生の心は弱きをおどし強きをおそる当世の学者等は畜生の如し』(同957頁)
社会を正しくリードすべき人間が、自分のことしか考えない。相手が強ければ媚びへつらい、弱いと見れば脅し、いじめる――今の時代も同じである。
ゆえに、わが創価の青年よ、「師子王の心」を取り出して、
断じて強くなれ!
強くなれ!
徹して賢明であれ!
そして勝利せよ!
――こう私は叫びたい。
21世紀の命運を決しゆくのは、わが創価の青年群である。
一、牧口先生は軍部権力と戦った。
投獄されてなお、「大聖人と比べれば、大したことではない」と達観されていた。これが私どもの師匠である。
大聖人は『日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず』(同1282頁)と仰せである。
臆病であっては、日蓮門下とは言えない。功徳も出ない。創価学会の栄えある青年部ではない。
烈々たる「攻撃精神」――これが学会青年部の伝統である。
「攻撃精神」「破折精神」「折伏精神」こそ、日蓮仏法の真髄であり、創価学会の魂である。
この精神を忘れないでいただきたい。青年部の諸君、よろしく頼む!
2016年3月9日付聖教新聞 SGI会長の指針
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