◆あなたに贈る日めくり人間革命◆
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◇竜女の成仏◇
第1378回
2017-02-18
竜女の成仏(2)
 <師匠はすべてをわかってくださっている>
 提婆品では、大海の竜宮で弘教していた文殊師利菩薩(智慧を体現する。迹化の菩薩の代表)が、虚空会に現れる。
 文殊に対して、智積菩薩は、「あなたは竜宮でどのくらいの衆生を化導してきたのか」と尋ねた。
 すると文殊は、「竜宮において、もっぱら法華経を説いて無量の衆生を化導してきた」「竜王の娘である8歳の竜女が法華経を聞いて即座に悟りを得た」と答えたのである。
 しかし智積は、竜女が成仏したという文殊の言葉を信じられない。
 竜女は、成仏できないとされてきた女人であり、畜生の身であり、そのうえ、わずか8歳という幼さである。
 智積は言う。
 ――仏の悟りとは、無量劫の間、難行苦行を重ねて初めて得られるものだ。
 竜女が、即座に成仏できたなどとは、到底認めることはできない。
 ところが、智積が言い終わらないうちに、竜女自身が現れる。そして、根本の師匠と仰ぐ釈尊に対して語った。
 「仏のみが、自分の成仏を知ってくださっています。私は大乗の教え(法華経)を開いて、苦悩の衆生を救ってまいります」
 たとえ、傲慢な者たちが、自分を認めなくとも構わない。師匠である釈尊は、すべてをわかってくださっている。竜女には、この大いなる確信があった。
 妙法に生きゆく師弟不二の生命は、強く、尊く、そして朗らかである。
 (つづく)
2007.8.12 ドクター部・白樺会・白樺グループ合同研修会
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