◆あなたに贈る日めくり人間革命◆
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◇佐渡流罪◇
第0628回
2014-06-28
竜の口の法難と佐渡流罪が真の師弟不二を成就 
 竜の口の法難と、それに続く佐渡流罪は、大聖人お一人だけでなく、大聖人の教団が全体として弾圧を受けました。真の日蓮門下にとって、信仰を鍛え、師弟不二の絆を確立する機会になった。
 また、佐渡流罪は一面から見ると、難ゆえに真実の信仰を築いた門下たちにとってみれば、真実の弟子の時代の開幕でもあるととらえることができるのではないだろうか。そうした観点から佐渡流罪を考えてみたい。
 佐渡流罪という逆境を耐えぬくことによって、真の師弟不二が成就したと思う。
 創価学会もそうです。牧口先生が、信念の教育者として迫害されて幾度も左遷された時に、戸田先生は行動を共にされ、師弟の絆を強められていく。そして、創価教育学会への軍部権力による弾圧のなか、共に牢獄に入り、ただお一人、牧口先生の広宣流布の聖業を継いでいかれた。
 私も、戸田先生が事業で一番大変な時に命懸けでお仕えした。それまで「弟子」と名乗っていた人たちが次々と退転していった。なかには、「牧口の野郎」「戸田の野郎」とさんざんに罵倒した者もいた。
 それまでは、「私は牧口先生の弟子である」「私は戸田先生の弟子である」と言っていた人たちが、がらりと態度を変える。
 人間の心というものは恐ろしいものです。いざという時に堕ちていく者、純粋に自身の信念の道を貫いていく者――人さまざまです。そしてまた、権力の卑劣な動きと、あまりにも対照的な堂々たる師匠の存在。大山は揺るがないが、自分が動転して見るものだから山が動いているように錯覚して見えてしまう。
御書の世界(下)第十章佐渡流罪
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