◆あなたに贈る日めくり人間革命◆
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◇宿命転換◇
第0654回
2014-07-24
宿命転換の原理(8)
 <『鉄は炎打てば剣となる』が宿命転換の主題>
 『鉄は炎打てば剣となる賢聖は罵詈して試みるなるべし、我今度の御勘気は世間の失一分もなし偏に先業の重罪を今生に消して後生の三悪を脱れんずるなるべし』(佐渡御書、958頁、編473頁)
 『鉄は炎打てば剣となる』――これが日蓮仏法の宿命転換の主題です。
 鉄が鍛えられて剣になる。同様に、生命を鍛えるための信仰であり、宗教なのです。
 マイナスの罪障をゼロに戻す。そうしたことのために宿業を凝視しているのではありません。
 マイナスの罪障を大いなるプラスに転ずるのです。それが日蓮仏法の宿業転換です。それを可能にするのが、万人の生命に内在する仏性です。「宿業の凝視」は、「仏性への徹底した信」に裏づけられているのです。
 そして、生命凝視の場が、大難です。最も苦しんでいる時が、最も深まる時です。
 『詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん』(開目抄下、232頁、編462頁)と、大聖人は最大の難である佐渡流罪の結論として叫ばれた。
 何もかも奪われ、天が見捨てても、われはわが信ずる道を堂々と歩む。決然と立ち上がった生命は、何ものも侵すことはできない。その強い生命を築くのが信仰です。
 その眼から見れば、大難は罪障消滅のための契機です。そして、罪障消滅の先には、成仏という偉大なる境涯の確立がある。
(つづく)
御書の世界(下)第十章佐渡流罪
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