◆あなたに贈る日めくり人間革命◆
※今日一日このスピーチの実戦を心がけてください。
あなたの人間革命に乾杯!
◇教育◇
第1053回
2015-10-26
自らの生命の輝きをもって、他者の無限の可能性を薫発せよ!
彼女(ロシアの文豪トルストイの愛娘であるアレクサンドラ)が、偉大な精神を後世に伝えようと、日本滞在中に書いた回想記『トルストイの思い出』を出版したのは、85年前の1930(昭和5)年11月20日でした。
奇しくも、わが創価学会の初代会長・牧口常三郎先生が、直弟子の第2代会長・戸田城聖先生と共に『創価教育学体系』を発刊した日から2日後のことでした。
『トルストイの思い出』には、大教育者でもあったトルストイが、子どもたちに誠心誠意、関わり続けていた姿が生き生きと描かれています。
トルストイは、教育に携わる真情を、こう記しました。「何の為に生きているのか? 幸福である為に」と。
人間は幸福になるために生まれてきた――これがトルストイが導き出した結論です。
牧口先生も、「教育は子どもたちの幸福のためにある」と訴えました。日本が一国をあげて軍国主義教育を推し進める中で、敢然と信念の教育改革を叫び抜いたのです。
創価教育の主眼は、全ての子どもたちが歩めるように、価値創造の無限の力を自ら発揮していけるように促し、励ますことにあります。
では、幸福を勝ち取るための創造力の源泉は、いったい、どこにあるのか。それは、ほかならない人間自身の内なる生命に、満々と湛えております。(中略)
まさしく教育とは、子どもたちの生命の中に「幸福の源泉」を見いだして、そこから
「智慧の水」
「勇気の水」
「慈悲の水」
を尽きることなく汲み上げることによって、自他共の心と人生を潤していく営みといえましょう。(中略)
近代日本美術の父・岡倉天心の忘れ得ぬ言葉には「我々の心に訴えるものは、技量というよりも精神であり、技術というよりも人間である」とありました。
ダイヤはダイヤでしか磨かれないように、人間もまた、人間によってしか磨かれません。
人間教育の真髄とは、日々練磨した確かな技量・技術を基礎としつつ、自らの生命の輝きをもって、子どもたちの無限の可能性を薫発していくことにあると、あらためて確認し合いたいと思うのであります。
「子どもたちにとって最大の教育環境は、教師自身なり」とは、わが教育本部の皆様方が一貫して掲げてこられた指針であります。(中略)
いやまして21世紀を担い立つ若き人材群が躍り出ることを祈り申し上げ・・・。(後略)
2015.10.24付聖教新聞3面「第37回全国人間教育実践報告大会」でのメッセージ
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