◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
※今日一日このスピーチの実戦を心がけてください。
あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆同苦◆
第1099回
2015-12-22
人を助けて、自分も癒される
<菩薩行しか宗教はない>
人を救うことによって、自分も救われる。これは心理学のうえからも言われています。癒しがたい心の苦しみを担って、「生きる力」をなくしてしまった人が、どうやって立ち直るか。
いくら自分の苦しみを見つめても、ますます落ち込んでしまうケースが余りにも多い。それと反対に、同じような苦しみを味わっている人のもとへ行き、その人を助けることによって、自分も「生きる力」を回復すると言うのです。
他者への「思いやり」の行動が、自分を「癒す」のです。
(中略)
現代は、「人に尽くす」ことが、何か「損」のような風潮がある。
「慈愛」などというと、冷笑されるような雰囲気もあるが、そういう傲慢が、どれほど社会を不幸にしているか、はかり知れないね。
ガンジーに、ある時、アメリカ人宣教師が聞いたという。「あなたの宗教とは何ですか、インドの未来の宗教はどのような形をとるのでしょうか」。
宗教論議をもちかけられたガンジーは、何と答えたか。
ちょうど、その部屋に二人の病人が休んでいた。
ガンジーは二人を指さして、こう答えた。「奉仕すること、仕えることがわたしの宗教です。未来のことなど慮っていません」。
ガンジーにとって、政治もまた「奉仕」であり、「最も貧しい人」たちに仕えることだったと言うのです。(森本達雄著『ガンデイーとタゴール』第三文明社。引用・参照)
行動です。「菩薩行」にしか宗教はない。仏法はない。本来の政治も、教育もない。
法華経の智慧 嘱累品 第二十二章
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