◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
※今日一日このスピーチの実戦を心がけてください。
 あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆功徳◆
第0738回
2014-10-24
「信心」を我がいのちに染め抜いた人は強い(3)

<臨終の姿一つ一つが御聖訓の通り>
 ともあれ私は、すべての同志の皆さま方の、ご長寿とご健勝を心からお祈りしたい。それとともに、どうか、何歳になっても“心若々しい”人であっていただきたい。どんなに長生きしても、まるで“三百歳”の枯れきったような、生気も希望もない生き方であっては、かえって不幸であろう。
  そして“楽しい総仕上げ”の人生であってほしい。悩みや不安ばかりの最終章であっては、あまりにもさびしい。「本当に楽しかった」「充実の人生であり悔いは何もない」――そうした所願満足の人生を創造しゆくための信仰である。
  私事で恐縮であるが、私の母の死去も、まことに安らかな姿であった。まさに笑(え)みを浮かべるがごとき最期であったといってよい。義父もそうであった。兄も弟もそうであった。そして、次男もまた、眠るがごとき姿で逝(ゆ)いた。
  肉親の死去にあうたびに、私は、この大白法が、いかに素晴らしき「生死不二」の大法であるか確信してきた。それ以外にも、見てきた多くの臨終の姿の一つ一つが御聖訓の通りであった。
 信順の人は「福十号に過ぎ」、謗逆(ぼうぎゃく)の徒は「頭破作(ずはさ)七分」となる。「死」の姿にこそ、厳粛にして厳然たる“人生の総決算”が凝縮されるといえよう。
1988.11.3練馬・町田・葛飾合同総会
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