◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
※今日一日このスピーチの実戦を心がけてください。
あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆師弟不二◆
第0617回
2014-06-17
恩師の広布の半生(前半)
(戸田は)そして、穏やかな口調で、自分の半生を回顧するかのように語りはじめた。
「私は、広宣流布という尊い仕事に、自分の命を賭けさせていただいた。どんな人間でも、崇高なる目的に生きることによって、強く、大きな力を得ることができるものだ。
私にとって、もっとも厳しい人生の試練は戦時中の獄中生活だった。
軍部政府は私の最愛の恩師の命を奪い、学会を壊滅状態に追い込み、私の体も、事業もボロボロにした。
しかし、私は、この二年間の獄中生活に勝った。おのれを捨てたからだよ。広布にわが身をなげうつことを決めたから勝ったのだ。そう決めた時からなんの迷いも、恐れもなかった。
この決意をもって唱えた独房での二百万遍の唱題のなかで、御本仏とともにある久遠の自分を知り、地涌の菩薩としての使命を自覚するにいたった。
独房という地獄のなかで最高の歓喜と法悦につつまれ、不可思議な境地を会得したのだ。金色の光を一身に浴びるような無量の随喜に打ち震えながら、私は妻の両親に手紙を書き送った。――私がいる限り富める者なれば落胆しないでくれ――と。
平凡な取るに足らぬ男が、偉大な使命を知り、不動なる大確信を得たのだよ。
(つづく)
小説 人間革命 12巻 憂愁 179頁
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