◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
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日めくり人間革命
◆未来◆
第1210回
2016-07-29
親が子に残せる財産

 <「振る舞い」を通して、「心の財」が伝わる>
 私たち親が子に残せる財産とは、一体、何でしょうか。
 大聖人は、『蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり』(崇峻天皇御書1173頁)と仰せです。
 「蔵の財」「身の財」も大切ですが、真の幸福を築くのは「心の財」です。
 同じ原理で、親が子どもに託せる最高の財は、「心の財」以外にしかありません。その「心の財」を積む信心と生き方をどう継承していくか。
 そこで重要なのが、大聖人が仏の「出世の本懐」とまで仰せの「人の振る舞い」です。
 親として子どもに接する「振る舞い」を通して、「心の財」も伝わるのです。
かつて私が、家庭での教育について語ったポイントも、いわば親としての「人の振る舞い」を説いたものにほかなりません。
 ①信心は一生。今は勉学第一で
 ②子どもと交流する日々の工夫を
 ③父母が争う姿を見せない
 ④父母が同時には叱らない
 ⑤公平に。他の子どもと比較しない
 ⑥親の信念の生き方を伝えよう
 聡明な振る舞いこそが大切です。根本は、子どもを尊重する「人を敬う」実践です。
「子どもが学校に行くようになったら、手を振って送ってあげる」
「多忙で離れていても、電話や手紙で励ましてあげる」等々、戸田先生も、わが家に具体的なアドバイスをくださっていました。
大白蓮華2016年8月号№802 38頁
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