◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
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 あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆祈り◆
第1241回
2016-09-09
地涌の菩薩の本領
祈りの要諦

 <広宣流布への『誓願』>
 伸一は、毅然と訴えた。
  「私たちは、地涌の菩薩であり、大聖人の本眷属たる久遠の弟子なるがゆえに、末法広宣流布の大舞台に躍り出たのであります。使命深き、大聖人直結の私たちです。本当に、広宣流布の大責任に立って悩み、苦しみ、祈り、戦うならば、大聖人の、南無妙法蓮華経の御命が湧いてこないわけがない。私自身、誰も頼ることもできず、ただ一人で、決断し、敢然と進まねばならない時も、断固、その確信を貫いてまいりました」
  伸一の心には、常に″大聖人直結の信心を貫いてきたのは、われら創価学会である″との、富士のごとき不動の大確信があった。
 山本伸一は、地涌の菩薩の本領とは何かについて、掘り下げていった。
 「菩薩の本領は、『誓願』ということにあります。そして、地涌の菩薩の誓願とは、『法華弘通』にあります。ゆえに、心から周囲の人びとを幸せにしきっていく、広宣流布への『誓願』の唱題が大切です。厳しく言えば、『誓願』なき唱題は、地涌の菩薩の唱題ではないのであります」
 「誓願」には、魔に打ち勝ちゆく、仏の生命のほとばしりがある。
 伸一は、全同志が、一人も漏れなく、大功徳に浴してほしかった。病苦、経済苦など、すべてを乗り越えて、幸せになってほしかった。そのための祈りの要諦こそ、「広宣流布への誓願」なのである。
 皆、それぞれに、さまざまな問題や苦悩をかかえていよう。その解決のためには、″広宣流布のため″との一念が大事になるのだ。
 たとえば、病に苦しんでいるならば、″この病を克服し、仏法の正しさを必ず証明します。広宣流布に、自在に動き回るために、どうか大生命力をください″との誓願の心が、克服の大きな力となるのだ。
 題目を唱えれば、もちろん功徳はある。しかし、″病気を治したい″という祈りが、深き使命感と一致していく時、自身の根本的な生命の変革、境涯革命、宿命の転換への力強い回転が始まる。
 広宣流布を誓願し、唱題に励む時、自身の胸中に、地涌の菩薩の大生命が涌現し、日蓮大聖人の御命が脈動して、己心の仏界が開かれるのである。 そこに、境涯革命があり、宿命の劇的な転換も可能になるのだ。
 また、弘教など、広宣流布のための挑戦課題を成就せんと悩み、唱題すること自体、既に地涌の菩薩の生命である。ゆえに、その実践のなかで、個々人のさまざまな苦悩も、乗り越え、解決していくことができるのだ。
 地涌の大生命という赫々たる太陽が昇れば、苦悩の闇は消え去り、幸福への確たる道を、雄々しく歩み抜いていくことができる。
小説新・人間革命24巻厳護46、47
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