◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
※今日一日このスピーチの実戦を心がけてください。
 あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆師弟不二◆
第0466回
2014-01-08
「勇敢」は最高の人生、真の弟子は戦闘開始せよ!
  「勇敢なる人生を生きる人は、最高の人生である。
   臆病な人生を生きねばならない人間は、畜生のようなものである。
   勇敢な人生を生ききる人は幸福である。
   臆病な人生を生きる人は卑怯であり、不幸である」
  これは、戸田先生の正月の指導でありました。(中略)
  創価学会の青年部の諸君も、この「命をかける精神」を学んでいただきたい。
  時代は違っても「悪との闘争」の方程式は同じです。侵略者とは、断じて戦わなければならない。断じて「撃退」しなければならない。
  私の青年時代は、全闘争を一人で担って立ちました。仏敵がいれば、日本中どこへでも行きました。
  大事なのは人数ではない。真剣の一人です。
  戦うべき時に戦えないような、だらしのない青年であってはならない。今、立たなければ、日本はまた人権抑圧の強権的な社会になってしまう。(中略)
  五十五年前(1945年)の一月、創価学会の戸田第二代会長は、日本の軍国主義と戦い、獄中で、二度目の新年を迎えておりました。
  厳寒の牢獄にあって、戸田先生は「若い自分が、あらゆる難を一身に受けて、高齢の牧口先生は一日も早く、無事に釈放され、ご帰宅されますように」と、ただ、ひたすら祈りに祈っておられました。有名な事実であります。
  しかし、一月八日に、突然、判事から、師匠の獄死を告げられたのであります。
  戸田先生叫ばれた。
  「だれが牧口先生をいじめ、苦しめ、殺したのか!永遠に忘れない!牧口先生の仇を返す!」
  仏の敵を一人も残すな!これが先生の口くせであった。
  断じて仏敵を倒す!――これが、牧口先生の精神であり、戸田先生の精神であり、私の精神です。これがわからない人間は、真の「師弟」とはならない。(中略)
  声です。声が大事です。最近の青年は、おしゃべりは長いが、「正しいことを言いきる」強さがない――とも言われる。堂々と正義を、「いい声で」「人の胸の中に」入れなくてはいけない。
  仏法では、「声仏事を為す」(御書708頁)と説く。また、「言(ことば)と云うは心の思いを響かして声を顕すを云うなり」(御書563頁)と説いています。
  わが「生命」それ自体が、妙なる音声を、朗々と、またりんりんと発しゆく尊貴な「楽器」であり、敵を打ち破る「大砲」なのであります。
  誠実にして真剣なる「声の響き」が、人間の魂を、どれだけ揺り動かしていくか。ゆえに、「いい声」で明快に語ることである。
  とくに末法では、いちばん乱れた時代であり、経文には「闘諍言訟」と説かれている。争いや論争が絶えない時代である。ゆえに強く、恐れなく、正義を叫び、真実を訴えきっていったほうが勝つ。おとなしく黙っていては敗北であります。
  語りに語ることである。人権弾圧の悪書を追放することである。
  断じて軍国主義にさせない、平和主義へと変えていく戦いである。正義の声を出しきって、戦いましょう!(中略)
  断固、「戦闘開始」して、勝ちましょう!
  私も先頭をきって戦います。一人、戦います。本当の弟子はついてきていただきたい。
2000.1.6ロシア・サンクトペテルブルク大学「名誉博士」授賞式、他 
Click here to see your activities