◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
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あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆苦難◆
第0712回
2014-09-24
苦労こそ青年の最高の環境
<孔明の師匠は「苦労」の二文字>
「よし!」。孔明は誓った。血涙にまみれて、わが身に言い聞かせた。
「二度と負けてはならない。絶対に勝たねばならない。負ければ、これ以上の不幸はない」
「人生は勝負」である。「仏法も勝負」である。釈尊も日蓮大聖人も「断じて勝て」と仰せである。
孔明はふたたび流浪の身になった。その時、17歳といわれている。
荊州にもどり、その後、10年間、自分を鍛えに鍛え、「一剣」を磨きに磨いた。「不敗」「常勝」の知恵と力を養った。
立ち上がる“その時”を目指して、苦労し、勉強し、あらゆるものを吸収した。
“その時”が訪れた。27歳、主君となる劉備玄徳と出会う。ここから『三国志』の、あの大活躍が始まるのである。
ちょうど青年部の諸君の年代である。
結論すれば、不世出の天才・孔明の師匠は、だれであったか。――。
それは「苦労」という二文字であったといえよう。
ゆえに青年は、できあがった環境に安住してはならない。
青年は、「自分の力」で、「自分の苦労」で、「自分の行動」で、「新しい歴史」をつくっていくべきである。
私は、その思いで歴史をつくってきた。広宣流布の大いなる歴史を、世界中に残してきた。ただ一人、大難を受けながら。
あとは諸君である。
諸君も諸君の立場で道を開いていくべきである。腹を決めて苦労し抜いて、偉い人になってもらいたい。
諸君は妙法を持っている。苦労が全部、生きないわけがない。
聖教新聞2014.9.17付1995年6月第90回本部幹部会
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