◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
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 あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆こころ◆
第0182回
2013-02-27
今こそ『貧女の一灯』の如し
  経典には、『貧女の一灯』ということが説かれております」と語った。それは、「長者の万灯より貧女の一灯」との言葉で知られる仏教説話である。
 一人の貧女が、諸国の王や長者をはじめ、人びとが釈尊に供養するのを見て、自分もぜひ仏に供養したいと思う。そして、食べる物さえ満足に買えない生活のなかで、仏に捧げようと、灯火の油を買い求めたのである。
 貧女は、祇園精舎にいる釈尊、すなわち仏のもとへ向かった。仏の前には、多くの人びとが供養した灯火があった。貧女も、一つの小さな灯火を供養し、自ら誓願を立てる。
 “今、私は貧しい身ですが、真心を込めてこの小さな灯を供養いたします。この功徳をもって、来世は智慧の照明を得て、一切衆生の無明の闇を滅することができるようにしてください”
 夜が更け、空が明るみ始めるころには、長者らが供養した灯明は、すべて滅したが、この貧女の一灯だけは、燃え続けた。無理矢理、消そうとしても、決して消えることはなかった。
 仏は言う。――四大海の水を注ぎ、嵐をもって襲おうとも、この灯を消すことはできない。それは、広く一切衆生を救おうという、大心を起こした人が施したものであるからだ。
 大切なのは誠実の心である。信心の心が揺るがなければ、大宇宙をも照らし出す、福運の灯をともすことができるのである。
小説 新・人間革命 26巻 勇将 13
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