◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
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あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆こころ◆
第0762回
2014-11-17
「心」が変われば一切が変わる
<「できると思えば必ずできる」>
「この世界はすべてこれ一つの舞台、人間は男女を問わずすべてこれ役者にすぎぬ」(『お気の召すままに』、『シェークスピア全集Ⅳ』)
仏法が教えるのは、人生劇の「脚本(シナリオ)」を書くのも、「演じる」のも、自分自身ということである。
他の何ものかが、脚本を書くのではない。自分が書いて、自分が名優として演ずる。これが「一念三千」の法理にこめられた、きわめて積極的な人生哲学である。
自分が作家で、自分が主人公である。大切なことは、すばらしい劇(ドラマ)を演じるためには、まざまざと鮮やかに目に浮かぶまで、“脚本”を頭にたたきこまねばならないということである。心の中でリハーサル(練習)も必要かもしれない。「勝利劇」の目標(受験や、会社の成績など)を、紙に書いて、何度も何度も心にしみつくまで繰り返すことが効果的な場合もあろう。
ある男の子は、小さいころの事故で片足が短くなった。しかし両親は、どんなことでも、「お前にはできない」とか「お前には無理だ」とか、絶対に言わなかった。何でも他の子どもと同じようにさせ、スポーツもさせた。「できると思えば必ずできる」「『できない』としたら、お前が、やる前に『できない』と思ったからだ」――と。
それは精神主義や観念論ではなく、人間の潜在能力(眠っている力)への確信であった。その子は、学生時代はフットボールの名選手となり、社会でも成功した。
ロシアの作家ゴーリキーが「才能とは、自分を信じることだ、自分の力を信ずることだ」と。
イギリスの大小説家ウォーター・スコット(1771年―1832年)は言っている。
「臆病な人間にとっては一切は不可能である。なぜなら、彼には一切が不可能に見えるからだ」(中略)
御書には、華厳経(大乗仏教の経典)を引いて仰せである。『心は工(たくみ)なる画師(えし)の種種の五陰を造るが如く一切世間の中に法として造らざること無し』(564頁)――「心」は、すぐれた画家が自在に種々の姿を描くように、世の中のあらゆる現象を造りだしていく――。
『心の外に別の法無し』(同頁)――心の外には別の法はない(すべての現象は心の産物である)――。
大聖人の御手紙を拝するとき、つねに相手に応じた“たとえ”を引かれ、“文証”を引かれて、何とか「心」を変えよう、「一念」を強めよう、「確信」と「自信」をあたえようとされている。
つねに「希望」と「励まし」を太陽のように送っておられる。「心」が変われば「一切」が変わることを熟知されていたからであろう。
大白蓮華No.776号2014.7月号52頁
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