◆あなたに贈る 日めくり人間革命◆
※今日一日このスピーチの実戦を心がけてください。
 あなたの人間革命に乾杯!
日めくり人間革命
◆青年◆
第1296回
2016-11-09
牧口先生の精神を受け継ぐ
世界的な人材が必ず出る!


 <正義の声を!変革の波を起こせ!>
大切なのは青年だ。後継者だ。偉くなり、年を取ると、威張ったり、堕落したりする人間がいる。どんな団体でも同じである。
  未来は青年で決まる。きょうは学会の宝である青年が集った。
 皆さん方をはじめ青年部の中から、牧口先生の精神を受け継ぐ世界的な指導者・大教育者が、必ず出るだろう。
 日本の政財界において、重要な役職を持って大活躍する人も、何人も出るだろう。
 社会でも力を持ちながら、本当に学会を愛し、大事にする。わが身をいとわず、広宣流布のため、学会のために戦う――そういう人が集ってくださった。
  広布の歴史に、誉れの名を残しゆく皆さんである。
  こう思って私は、青年部幹部会に力を入れているのである。(中略)
  私は、戸田先生をお護りするために、一切をなげうった。
  戸田先生は、戦時中、軍部政府の弾圧で一緒に牢獄に入った牧口先生について、“牧口先生の慈悲の広大無辺は、私を牢獄まで連れていってくださった”とまで語っておられた。
  こんな方は、ほかにいない。私は、こうした戸田先生の言葉を聞いて「本当にすごい師弟だ」「これが仏法だ」と直感した。
  私もまた、師匠のためにすべてをなげうって戦おうと決めた。
  事業が破綻した時、先生は絶体絶命の状況だった。先生を支えるために、私は夜学も断念した。
  先生が窮地に陥るや、手のひらを返したように先生を罵る人間も出た。
  「戸田君」と呼んで下に見て、威張る人間もいた。多くの弟子が去っていった。私は、どこに行っても悪口を言われた。
 何もかもが大変だった。本当の地獄の苦しみのような、悪戦苦闘の日々であった。
  しかし、私は確信していた。「私の師匠は正しい!」「仏法は正しい!」と。
  そして、苦闘の中から立ち上がった。師弟で、一切を勝ち越えてきた。
  だからこそ、今日の学会がある。
  このことを、若き皆さんは深く心に刻んでいただきたい。
  今は、学会には立派な会館もある。人も多い。組織もできあがっている。
  昔に比べれば、恵まれた環境であろう。しかし、あまりに恵まれていると本当の人材が育たない場合がある。
  ゆえに青年は、自ら苦労を求めていくことだ。苦闘を乗り越え、勝ち越えていくことだ。
2008年6月10日付 聖教新聞 広布第2幕第9回全国青年部幹部会、全国学生部幹部会 
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